ABOUT
「ARK LEAGUE」は、2017年に神戸で誕生したストリートスポーツ世界大会の名称です。
この大会の前身となったのは、2013年から4年間にわたって神戸で開催されたBMXフラットランドの世界王者決定戦「FLAT ARK」です。そして、この大会をオーガナイズしたのが、神戸出身のBMXライダーであり、2012年から3年連続で世界チャンピオンに輝いた内野洋平。彼がこの大会をつくる上で打ち立てたコンセプトが「ライダーによるライダーのためのコンテスト」。つまり、大会に出場するライダーが最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりを最大目標とするものです。
開催5年目となった2017年、国内外で数々のタイトルを獲得してきた日本の若手トップスケーター・瀬尻稜を新たなオーガナイザーに迎え、スケートボードの世界大会「SKATE ARK」が参戦。「FLAT ARK」はBMXフラットランドとスケートボードの2競技によるストリートスポーツ世界大会「ARK LEAGUE」へと生まれ変わりました。
2019年4月には神奈川県寒川町に場所を変え、初めて行政・町民・企業とのパートナーシップのもとに開催し、また新たな競技としてブレイクダンスの世界選手権「BREAK ARK」が参戦。世界トップクラスのアスリートが集う世界大会を小さな自治体が誘致したことも相まって、ストリートシーンだけでなく広く一般に話題を呼びました。
そして2020年4月、「ARK LEAGUE」は東京オリンピック/スケートボード[ストリート]の出場ポイントが獲得出来る国内唯一の5STAR COMPETITIONとして同じ神奈川県寒川町で開催される予定でした。
しかし新型コロナウィルスの影響により、開催の断念を余儀なくされてしまいます。
一方、大会の開催とは別に、ストリートスポーツで町を活性化することを掲げる寒川町に共感し移り住んでいたARK LEAGUEのオーガナイザーである内野洋平とBMXプロライダーの田圓尚人。大会が寒川町で開催された2019年にこの二人と町が一丸となり、使われなくなったプールを改装して全国初のBMX フラットランド専用練習場「FLAT PARK」を開設。地元のみならず全国から人が集まる施設となっていました。
プール跡地の使用期限が終わり、「FLAT PARK」が次の場所を決めるまでの仮練習場を設けている期間に新型コロナウイルスが発生。「ARK LEAGUE」の開催を断念し、選手が十分に練習出来ない期間が続くにつれ、内野洋平は選手にとって整備された練習場がどれだけ大切かをさらに実感することになりました。そして次の新たな練習場を作る時は、フラットランドだけでなく世界基準のスケートボードの室内練習場を作るべきと考えるようになりました。
そこで「SKATE ARK」2019年優勝者の白井空良、2017年準優勝者の池慧野巨にパーク設計を依頼。いつでも彼らが練習できる、世界で戦える選手を育てる練習場を目指しました。そして2020年11月1日、これらの選手や町の人の思いを凝縮し、寒川町倉見に「THE PARK」は生まれました。
BMX FLATLAND には、FLAT ARK で使用されているステージを採用。
SKATE PARKのセクションは、白井空良、池慧野巨が実際に体験した世界中のパークや大会からインスパイアされ、バンク/フラットレール/ダウンレール/ダウンレッジ/ステア等 全ての要素が詰まった日本でも数少ない室内コンクリートパークに仕上がりました。
また、BMX FLATLAND/SKATE BOARD 共に初心者の方もご利用できるように、 基本的なフラットセクション ( カーブ / レール ) も有り、誰でもご利用いただけます。
本格派BMX FLATLAND/SKATE PARK 「THE PARK」
この施設が寒川町の活性化、ストリートスポーツ業界の活性化、そして世界への発信拠点となる様に尽力致します。